銀歯の詰め物(メタルインレー)のセラミックの詰め物への交換症例
2023年6月8日
Before:メタルの詰め物をした状態
Before: メタルの詰め物をセラミックで置き換えた
メタルの詰め物は歯との密着性が弱く、長期的には二次虫歯を起こしやすいという欠点があります。また、人により金属アレルギーの問題もあります。
アレルギーを事実上起こさないセラミックの詰め物で置き換えることで、二次虫歯のリスクを軽減と自然な審美性を得られます。この症例ではセラミックはイーマックスという材質/技工手法で、特に優れたれた色彩調整を行うことができます。
費用: 77,000円x2歯=144,000円
リスク:・噛み合わせの力が強いことなどが原因で破折する場合があります。
・二次虫歯の発生することがあります。
こちらもご参照:
中野の歯医者_マナミ歯科クリニック
オフィスホワイトニングとPMTCの症例
2023年6月7日
Before
After
オフィスホワイトニング(歯科院のチェアサイドで行うホワイトニング)とPMTC(歯科衛生士による徹底した歯の汚れの除去)を組み合わせた症例です。歯の汚れが取れ、ホワイトニングの漂白効果で歯の輝くような白さが得られています。
費用:オフィスホワイトニング 33,000円 PMTC 13,200円
リスク:・テトラサイクリン歯のようにホワイトニングの効果が得にくい歯があります。
・所定の白さに達するまで複数回の施術が必要なことや、十分な白さが得られないことがあります。
こちらもご参照: 中野の歯医者_マナミ歯科クリニック
銀歯のセラミックとダイレクトボンディングでの置き換えの症例
2023年6月7日
Before: 銀歯の治療が行われている
After: 銀歯をセラミックで置き換えとダイレクトボンディングの治療が行われた
銀歯5本をセラミック(イーマックスと呼ばれる審美性の高い材質)とダイレクトボンディング(マイクロスコープでレジンを装着する治療法)で置き換えた症例です。写真左側の奥歯3本はセラミックに、右側一番奥の歯はダイレクトボンディング、他の2本はセラミックで置き換えられています。自然歯と極めて近い色調が再現されています。銀歯をセラミック、ダイレクトボンディングで置き換えることで高い審美性と同時に二次虫歯のリスクを大幅に低下させます。
費用:77,000円x4歯=298,000円
ダイレクトボンディング1歯=44,000円
期間:1回の施術は30-60分程度で終了します
リスク:・ダイレクトボンディングは硬度がセラミック、金属より劣るので摩耗する可能性がより高くなります。
・二次虫歯の発生の可能性は完全になくなることはありません。
こちらもご参照:
中野の歯医者_マナミ歯科クリニック
オフィスホワイトニング症例
2023年6月6日
オフィスホワイトニング後
オフィスホワイトニング前
オフィスホワイトニング後
オフィスホワイトニングは歯科医院で漂白剤を塗布し、光(LED、レーザー)を照射することで漂白効果を活性化させることで歯を白くする方法です。歯磨きで歯を白くしようとしても漂白作用がないので、着色汚れは除去できず、無理に歯ブラシで歯をこすることで歯の表面が傷つきかえって汚れが付きやすくなることがあります。
オフィスホワイトニングが回数を繰り返すことでさらに白くすることができますし、自宅で行うホームホワイトニングと組み合わせることでより大きな効果を発揮します。ホワイトニングされた歯は食事にもよりますが、1年を過ぎると次第に元の着色された状態に戻る可能性があります。
費用:33,000円
期間:1回の施術は30-60分程度で終了します
リスク:・テトラサイクリン歯のようにホワイトニングの効果が得にくい歯があります。
・所定の白さに達するまで複数回の施術が必要なことや、十分な白さが得られないことがあります。
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中野の歯医者_マナミ歯科クリニック
インビザラインによるマウスピース矯正とラミネートべニアによる矮小歯の改善症例
2023年6月6日
矯正前の歯並び
矯正前の歯並びです。歯並びが悪いので、見た目だけでなく清掃性も問題がありました。
矯正後の歯並び
矯正後歯並びは改善されましたが、矮小歯と呼ばれる先天的に小さな歯が目立つようになりました。なお、リテーナー(後戻り防止装置)をしばらく装着し続けないと後戻りの可能性があります。リテーナーの装着時間は次第に短くすることができます。
矮小歯を改善した
矮小歯にラミネートべニアという、セラミックの薄片を貼り付けることで矮小歯が目立たなくなりました。
費用: インビザライン 990,000(税別)円 ラミネートトップベニア 120,000(税別)円
期間:10ヵ月
リスク:・矯正用のマウスピースは所定の時間装着しないと十分な効果が得られません。
・矯正した歯はリテーナーを装着しないと後戻りする場合があります
・ラミネートべニアは破折場合があります。
こちらもご参照:
中野の歯医者_マナミ歯科クリニック
セラミックインレー(詰め物)による治療症例
2023年6月6日
Before
セラミックは銀歯と違い自然で美しいだけでなく、二次虫歯のリスクが格段に小さくなります。歯の周辺に青く見えるのラバ―ダムというゴムの被膜で、これにより接着の際に唾液が付着することが防がれます。
この症例ではセラミックの中では特に自然な色を出せるイーマックスと呼ばれる材質を使用しております。なお、装着後噛み合わせの調整を行う場合があります。
費用:77,000円
期間 3週間程度(通院回数2回)
リスク:・噛み合わせの力が強いことなどが原因で破折する場合があります。
・二次虫歯の発生することがあります。
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中野の歯医者_マナミ歯科クリニック
インビザラインGoとウォーキングブリーチによる歯列改善と失活歯のホワイトニング症例
2023年6月2日
施術前の歯列。写真で左から3番目の歯が黒ずんでいる
これは歯並びを矯正するインビザラインGOとウォーキングブリーチを組み合わせたものです。
ホワイトニングは一般的に歯を白くするための効果的な方法です。しかし、神経が死んで黒ずむ失活歯には、この方法では限定的な効果しかありません。こういった場合には、ウォーキングブリーチという内部から漂白する手法が必要となります。
ウォーキングブリーチは、神経のない歯に漂白剤を内部から注入し、歯を白くします。この方法の利点は、歯を少量しか削らなくて良いこと、痛みが少ないこと、そして費用が比較的安いことです。しかしリスクとして、色が戻る可能性があること、そして漂白剤の化学物質により痛みを感じることがある点を考慮する必要があります。
また、漂白剤を注入するために歯に小さな穴を開けることが必要で、これが歯の破折を引き起こす可能性もあります。しかし、最近の治療技術の進歩により、このリスクは大幅に減少しています。
ウォーキングブリーチと通常のホワイトニングを組み合わせることで、歯をさらに白くすることが可能です。
症例の費用: インビザラインGo 440,00mannen ウォーキングブリーチ 20,000/1歯(税別)
期間:6か月
リスク:・ウォーキングブリーチを施した歯は破折する場合があります。
・ホワイトニングの効果が十分得られない場合があります。
・矯正用のマウスピースは所定の時間装着しないと十分な効果が得られません。
・矯正した歯はリテーナーを装着しないと後戻りする場合があります。
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中野の歯医者_マナミ歯科クリニック
開咬のインビザラインにる治療症例
2023年6月2日
Before:開咬の歯並び
Before:開咬の歯並び
開咬とは、前歯がきちんと重なり合わない状態を指します。これは、後ろの奥歯は問題なく噛み合っているのに、前の部分ではそうなっていない状態です。開咬の原因は色々とあり、遺伝的な問題が関係していることもありますし、子供の頃に何か問題があったことも関連しています。たとえば、子供が指をしゃぶる癖があると出っ歯になりやすく、また、舌で前歯と前歯の間を何度も触ったり押し続ける癖があると、それが開咬の原因となることがあります。
After: 開咬がインビザラインで修正された状態
開咬をそのままにしておくと、見た目が悪くなるだけでなく、奥歯に大きなストレスがかかるため、結果として歯が多く失われる可能性が高くなります。これは、歯の損失は主に虫歯や歯周病が原因であるため、そのリスクを減らすことが難しいという意味です。実際、80歳で20本以上の歯を残すという目標を掲げた8020運動の成功者の中には、開咬の人はほとんどいないと言われています。インビザラインによるマウスピース矯正では、奥歯を下に移動させることで、開咬を効果的に治療することが可能です。
治療リスク:開咬の原因が環境要因からくることがほとんどなので、舌癖などによる後戻りです。リテーナーの装着と舌の位置の矯正が必要となります。具体的にはリテーナーを装着すると舌の位置が口蓋の裏に自然にくるような構造にして、舌で前歯を押さないようにするないようにするため、リテーナーを作成してお渡しします。
治療期間:14か月(通常10-24か月)
費用:100万円
こちらもご参照: 中野の歯医者_マナミ歯科クリニック
入れ歯だってちゃんと噛める!【認知症につながると不安な方へ】
2023年5月21日
歯を失うとインプラントやブリッジといった欠損した歯を補う治療をします。
入れ歯もその中の一つです。
失った歯の数が多くなるとブリッジは難しくなりますし、天然歯に近い咀嚼力を持つという点ではもっとも優れているインプラントでは、インプラントのチタンネジを埋入する土台となる骨が歯周病などによって歯槽骨が失われ不足している場合は、適用が難しくなります。(ただし、骨の増成により、かなりのケースではインプラントが可能です)。
入れ歯はこういったケースの際に有効な治療にはなりますが、入れ歯に対する抵抗感を持つ人は少なくありません。
この記事で、入れ歯で欠損した歯を補うことへの不安点を解消していきましょう。
入れ歯は皆同じ?いいえ違います
入れ歯への不安や抵抗感にはどんなものがある?
それでは入れ歯で考えられるリスクにはどんなものがあるのでしょうか。
もっとも大きい懸念点は咀嚼力の低下
「装着すると違和感がある」「痛い」「食べ物の味が違って感じられる」「入れ歯が動くのが不快」など、入れ歯への不満と悩みは多く寄せられます。
また、8020運動で「80歳に20本以上の歯を残すことが認知症を防ぐことにもなる」という認識が広まってきたため、入れ歯にすることで認知症につながるのではと考える方さえ多くいるのが現状です。
歯を残すことが認知症の防止につながるというのは、咀嚼力が維持されるかどうかにかかってきます。
確かに、入れ歯にすることで咀嚼力が落ちてしまった場合は、食べるものが制限される、あるいは食べることそのものの楽しみが減ることで、活動的な生活がしにくくなり認知症の進行を早めることになりかねません。
食事は人生の楽しみ。決して軽視してはいけません
入れ歯の固定方法次第では咀嚼力低下につながる恐れがあります
入れ歯で違和感を覚えたり、咀嚼力に不満が出たりする理由はいろいろあります。
もっとも大きい不満と言えば、入れ歯がしっかりと固定されていないばかりに、硬いものを天然歯のように噛み切ることができないという点です。
これは、入れ歯が金具(クラスプ)で歯に留められていて、いわば歯茎の上に乗ったような装着をしてしまっているからです。
入れ歯はクラスプで歯に留められています
また、入れ歯固定剤でなるべく動かないようにすることで、かえって固定剤の厚みで入れ歯の位置が一定しなくなったり、不潔になってしまったりというリスクにもつながります。
これに対し、インプラントはチタンネジを骨に固着した上に人工歯を装着するので、場合によっては天然歯以上に強く咀嚼することができます。
実際、インプラントはあまりに強く固定されるため、インプラントの対合歯(反対側の歯)の天然歯が痛んでしまわないように、噛み合わせを慎重に考慮して装着しなければいけないほどです。
インプラントでは人工歯はチタンネジの上に固定されています
入れ歯の固定の仕方を変えれば咀嚼力もしっかり回復します
しかし、保険適用に限らなければ、入れ歯にもインプラントに迫るようなしっかりとした咀嚼力を回復できる方法があります。
一つは「マグネット・デンチャー」と言われる方法で、留め金(クラスプ)の代わりに歯(支台歯)につけた磁石と磁石同士で入れ歯を固定させます。
マグネットデンチャーなら、固定する力が非常に強く、噛み合わせの位置も安定させることが可能です。
また、支台歯がない場合はインプラントを埋入し、それに磁石を装着するという方法もあります。
インプラントと入れ歯の両方を使うことで、インプラントに迫る咀嚼力を得ることができるのです。
もう一つは「コーヌスデンチャー」と呼ばれるタイプです。
コーヌスデンチャーは歯に内冠を付けて、茶筒の蓋をかぶせるように入れ歯を装着します。
茶筒の蓋を引っ張り上げようとすると外気の力でなかなか抜けないように、コーヌスデンチャーも強く固定され簡単に外れるということはありません。
コーヌスデンチャーの内冠
このように保険適用でない方法であれば、入れ歯でも硬いものを咀嚼できる可能性が高いです。
保険適用外の入れ歯の固定方法でも費用はそれほどかかりません
保険適用外となると費用が気になる方も多いかと思いますが、多くの場合で入れ歯は多数のインプラント埋入を行うよりも安く済みます。
また、外科処置をしなくて済みますし、顎の骨の厚みといった制限が少ないため、内科的疾患を考慮する必要もあまりありません。
より幅広い方が咀嚼力を回復できる可能性が高い方法と言えるでしょう。
銀座の入れ歯なら銀座並木通り歯科
口臭が気になる方は必読!口臭の原因は実はかなり幅広いです
2023年4月11日
口臭があるのに気づかない、ないのに気になる、どちらも問題です
口臭を気にする方はたくさんいます。
逆に周りから「口が臭い」と思われているのに、本人はほとんど自覚がない場合もあります。
口臭についてはすでに本ブログ記事「お口の臭いが気になりますか?」に主として口腔内に起因する口臭の対処法を書いておりますので、そちらも併せてご覧ください。
また、マナミ歯科クリニックでは、口臭専門外来・歯科ドックといった口臭に悩む方への治療を提供しています。
上記記事で述べたように、口臭の原因の大部分は口腔内、特に舌苔、歯周病、虫歯が大半を占めます。
つまり、口腔ケアに気をつけることで大部分の口臭は解消できるのです。
今回は少し範囲を広げて、口腔内だけでない口臭の原因に目を向けてみましょう。
口臭の原因は「病的口臭」から食事・ストレス・加齢まで多種多様
口臭の原因は大きく分けて、「病的口臭」つまり、何らかの疾患がある場合と、口臭、病気はなくても食事やストレス、起床時、加齢などの「口の中の状態が変化することによるもの」の二つに分けられます。
病的口臭は副鼻腔炎やガンが起因する場合もあります
病的口臭の原因の大部分は口腔内にあるのですが、副鼻腔炎のような耳鼻科にかかわるもの、さらには糖尿病、感疾患などの内臓疾患に関係するものもあります。
ちなみに、ガン患者には卵の腐ったような臭いやきつい花の臭いのような独特な臭いがあることがあり、ガンの発見に犬を使う研究があるほどです。
唾液分泌の減少も口臭の原因に
食事や歯磨きで口臭が消えるなら唾液分泌が口臭の原因の可能性が高いです
生理的口臭には、ストレスによる口臭もあります。
「恐怖で口がカラカラになる」といった言い方をしますが、ストレスで唾液の分泌が阻害されると、口臭の原因となる嫌気性の細菌を唾液が洗い流せなくなり、口臭が強くなることが原因です。
この唾液の分泌の減少は、生理的口臭の原因の主因とも呼べるものです。
唾液分泌の減少はストレスだけでなく月経や妊娠あるいは思春期のホルモンバランスの急激な変化、加齢(特に更年期)でも起きますし、起床時に口が渇いて口臭がするのもその一種と言えます。
ただし、唾液分泌の減少による口臭は、単純に水分を摂る、あるいは歯磨きをするといったことで大半が解決します。
食事を摂ると口臭がなくなる場合は、唾液の分泌減少が口臭の原因と考えて良いでしょう。
自分に口臭があると思い込んでしまう「自臭症」の可能性も
口臭がないのに口臭を感じる場合は知人恐怖症の一種の可能性もあります
しかし何の原因もないのに口臭を感じる、そもそも口臭そのものがなくても口臭があるように感じるという自臭症あるいは自己臭恐怖症と呼ばれる症状もあります。
これは対人恐怖症の一種で、重症の場合は強迫神経症やうつ病に至ることもあるのです。
そこまで、ひどくなくても「自分に口臭があるのでは」と思って人と接することをためらう人は少なくなく、特に女性には多い傾向にあります。
もちろん、「自分に口臭があるのでは」と悩んで社会的な接触を避けるようになるのは良いことではありません。
悩む前に口臭専門外来で一度検査してみませんか。
生活や人間関係に支障をきたしてしまう前に、的確な診断や治療を受けてみることをおすすめします。
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