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なぜ歯が黄ばむのか?

2022年4月15日


白い歯は健康の証です
 
「白い歯は美しい」
と感じる人が大半かと思います。
 
しかし、なぜ人は白い歯を美しいと感じるのでしょうか。
 
汚れた歯や虫歯だらけの歯は健康的でない印象を与えることは間違いありません。
 
実はそれだけが理由ではないのです。
 
このページでは、歯が白いと好まれやすいもう一つの理由と、破折が懸念される場合のそれぞれの対処法をお話していきます。
 
歯が黄ばんで困っているという方は、ぜひご一読ください。
 

加齢にともなって歯は黄ばむ

 

歯の白さは若さの象徴

 
白い歯を好ましく感じてしまう理由は「健康的に見えるから」だけではありません。
 
実は歯は加齢とともに次第に黄ばんできます。
 
つまり、白い歯とは若さの象徴でもあるのです。
 
逆に言えば白い歯は美しいだけでなく、口元に若い印象を与えてくれます。
 

年を取ると象牙質の黄ばみとエナメル質の劣化が進む

 
では、どうして年齢をかさねると歯が黄ばんでくるのでしょうか。
 
そもそも、歯は表面を半透明の「エナメル質」に覆われていて、その下に「象牙質」があるという構造をしています。
 
エナメル質自体は無機質で結晶状態の物質ですが、象牙質は2割程度の有機物を含んでいます。
 
この象牙質の有機物が黄色味を帯びているため、半透明のエナメル質を通してその色が見えてしまうのです。
 
年を取ると象牙質は次第に黄みを増し、同時にエナメル質は磨耗で薄くなってきます。
 
そして、年をかさねると、歯の表面で乱反射を起こすことで内部の象牙質が透けて見えるのを防いでいたエナメル質の表面の溝も磨耗。
 
つまり、象牙質の色がそのまま見えるようになるのです。
 
このように加齢に伴って象牙質の黄色い色が外側から見えやすくなれば、老けて見える要因の一つにもなりえてしまいます。
 

食べ物による汚れで黄ばみが目立つ場合も

 

食べ物の汚れ「ステイン」でも歯は黄ばむ

 
歯の黄ばみは象牙質の色が見えてしまうからだけではなく、歯の表面自体が着色していることが原因の場合もあります。
 
その主な原因は食べ物の汚れ、通称「ステイン」の付着です。
 
ステインは歯磨きである程度落とすことができます。
 
しかし、あまり強く歯ブラシでこすってしまうと歯に細かい傷がついて、かえってステインが付きやすい状態になるのがネックです。
 
また、粒子の荒い歯磨き剤は、歯を傷つけ磨耗させる危険性があります。
 
歯の黄ばみを防ぐためには歯磨きの質もかなり重要です。
 

粒子の荒い歯磨き剤で強くブラッシングすると歯面が傷つくので注意
 

ステインは歯科医で落とすのがおすすめ

 
ステインは歯科医院でクリーニングを行うことで歯を傷つけずに除去できます。
 
歯ブラシは黄ばみを落とすためというよりは、あくまでプラークを除去することを中心に考えるべきでしょう。
 
しかし、ステインを除去してもエナメル質自体がコーヒーやワイン、カレーのような色の強い食品で着色されてしまっている場合は、十分に色を落とせないこともあります。
 
そのような着色は、ホワイトニングで漂白することで取り除くことが可能です。
 

失活歯や抗生剤の作用で黄ばむケースも

 

内部的な原因で歯も歯は黄ばむ

 
とは言え、象牙質自体が着色していると、ホワイトニングでも完全に白くするのは難しいです。
 
打撲などで象牙質の中の神経や血管を収めている歯髄が壊死してしまう「失活歯」になってしまうと、血液中のヘモグロビンが象牙質に無数に通っている象牙細管の中に入り、変色して歯が黒ずみます。
 
また、幼少期にテトラサイクリン系の抗生物質を服用すると、象牙質に色素が沈着して歯が黒ずむことがあります。
 

内部的要因の場合はホワイトニング以外の処置が有効

 
このような失活歯や抗生剤の作用といった内部的要因からの歯の着色は、通常のホワイトニングだけでは白くなりにくいのです。
 
この場合は内部から漂白剤を入れる方法を取ることもありますが、この方法は歯の破折を招くケースもあります。
 
内部からの着色の処置としては、ラミネートベニアというセラミックの薄片を貼り付けたり、クラウンで覆ったりすることで白さを取り戻すのが適切でしょう。
 

歯が黄ばむ原因はさまざま!歯科医院で的確な処置を

 
このように、歯が黄ばんで見えてしまっているケースによって、白い歯を取り戻す方法は変わってきます。
 
歯磨きを毎日入念に行うことはもちろんですが、その方法だけで対処できないケースもあるのです。
 
歯の黄ばみが気になる場合は、まずは歯科医院に相談することをおすすめします。
 
あなたのケースに合った的確な方法で白い歯を取り戻しましょう。
 
銀座でホワイトニングなら銀座並木通り歯科

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