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〒104-0061 東京都中央区銀座三丁目3番13号 阪急阪神銀座ビル9F

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日本顕微鏡歯科学会「認定指導医」在籍

最短2~3回」で終了する
マイクロスコープ根管治療
他院で抜歯と
宣告されてしまった方
まだ、諦めないでください。

  • 上位機種のマイクロスコープ活用
  • ラバーダムの使用
  • CTによる精密分析

※セカンドオピニオンにも対応※

  • 治療前
  • 治療後

根管治療した症例。
再発リスクはゼロではない。

  • 治療前
  • 治療後

根管治療した症例。
再発リスクはゼロではない。

  • 治療前
  • 治療後

根管治療した症例。
再発リスクはゼロではない。

日本顕微鏡歯科学会「認定指導医」が在籍

マイクロ

根管治療は、歯の根の治療になるため、非常に繊細を極めます。
そのため、マイクロスコープという顕微鏡を利用した治療を当院では行っています。

マイクロスコープを利用している医院は徐々に増えてきましたが、まだ少数です。
なぜならば、機器が高額ということもありますが、誰でもすぐに使えるようになるものではなく、一定の経験が必要になるためです。

笠原

そして、マイクロスコープの扱いに長けたドクターに与えられる資格として、「日本顕微鏡歯科学会」が行っている認定資格があります。当院では、最上位資格である「認定指導医を保有したドクターが在籍しています。

すべての治療を担当するわけではありませんが、難症例の場合は、そのドクターが治療を担当いたします。

当院が行う「精密」根管治療のご紹介

当院で行っている治療を説明する前に、ある興味深いデータをご紹介します。
「根管治療」の精度と、治療後に装着する「被せ物」の精度による成功率の違いです。

根管治療の精度 被せ物 成功率
パターン① 自費 91.4%
パターン② 自費 67.6%
パターン③ 保険 44.1%
パターン④ 保険 18.1%

端的にお伝えすると、「精度の高い根管治療」と「精度の高い自費の被せ物」を選択することで、根管治療の成功率は90%を超えるということです。また、同じ状態であっても「精度の低い根管治療」と「保険診療の被せ物」を選択すると成功率は20%を下回ります

つまり、患者さんがどの治療法を選択するか、もしくは、その医院がどのような治療を行うかで成功率、つまり、歯を残せるか否かが変わるということです。

ドクター

このページを見ている方は、他院で治療を行ったが、良くならない方。もしくは、何カ月も治療しているが一向に良くならない方。抜歯を宣告された方かと思います。

つまり、なんとかして「歯を残したい」という方だと思います。

そのような方のために、当院では「精度の高い根管治療」と「精度の高い被せ物」を利用した治療を行っています。

では、当院で行う具体的な治療内容をご紹介します。
テーマは「精密」「見える化」「無菌」です。

当院が行う「精密」「見える化」「無菌」根管治療

「精密」「見える化」「無菌」に関して、それぞれご紹介します。

精密根管治療

マイクロ

先ほどもお伝えしましたが、根管治療は繊細を極めます。
従来は「肉眼」で行っていましたが、それでは不十分で再発の可能性が高まります。

当院では肉眼の何十倍も視野を拡大してくれる「マイクロスコープ」を利用しています。
そしてマイクロスコープの中にもランクがあり、世界的にドクターから信頼されている「カールツァイス社製」のマイクロスコープを導入しています。

下の画像をご覧ください。
同じ部位を肉眼とマイクロスコープで見た際の視野になります。

  • 治療前
  • 治療後

どちらの方が精度の高い治療ができるかは一目瞭然ですね。

マイクロスコープを利用することで、従来と比較し下記の違いが生まれます。

  • 治療回数の短縮(2~3回で終了)
  • 成功率の向上
  • 抜歯リスクの低減
  • 再発率の低減

見える化根管治療

CT

根管

マイクロスコープでも肉眼と比較し「見える化」できますので、それだけでも十分の場合がありますが、ケースによっては根管内が非常に入り組んでおり、マイクロスコープでもしっかり確認できない場合があります。

その場合はCTによる三次元撮影を行います。
歯科治療で一般的に利用されているのは「二次元」のパノラマレントゲンです。
それよりも「見える化」してくれるのが三次元で撮影できるCTです。

下の画像をご覧ください。
この画像は同じ部位をCT(左)とデンタルレントゲン(右)で撮影したものになります。
右の画像には丸を付けた部分に黒い影がないと思います。

  • 比較1
  • 比較2

実は、黒い影になっている部分は問題が生じている部分で、この部分を治療しなければ改善は見込めません。

このように、一般的に利用されている二次元の撮影ではなく、三次元の撮影をすることで、これまで見落とされてきた部位にもアプローチが可能になっています。

無菌根管治療

根管治療の成功率を下げる大きな理由の1つは「細菌の再感染」です。
それを防ぐ取り組みをご紹介します。

取り組み1「ラバーダム防湿」の使用

ラバーダム

唾液には無数の細菌が含まれています。
治療中、唾液が根管内に入ってしまう事で、再感染の原因となります。

それを防ぐために使用するのが「ラバーダム」です。

欧米では、このラバーダムを装着せずに治療をすると医師免許を取り上げられる規則がありますが、日本ではそのようなルールがないため、ラバーダムを使用している歯科医院は100軒に1軒ほどしかないのが実情です。

当院で行う根管治療では「必ず」ラバーダムを使用します。

取り組み2殺菌作用がある「MTAセメント」

MTA

根管治療ではMTAセメントというもの利用することがあります。

殺菌効果がある他、歯を再石灰化させる再生効果もあるため、他院で抜歯と言われてしまうケースでもMTAセメントを利用することで抜歯を回避できる事があります。

マイクロスコープを活用した「セカンドオピニオン」

説明

当院では根管治療のセカンドオピニオンを行っています。
下記に方にお勧めしています。

  • 他院で抜歯と言われた
  • 再発を繰り返している
  • 他院での治療がなかなか終わらない

特に、これまでマイクロスコープを利用せずに治療を行っていた場合は、行う価値があると思っています。

理由は簡単です。

肉眼では問題が発見できない場合でも、マイクロスコープを利用することで問題が明らかになることが多くあるためです。

ドクター2

再発を繰り返している場合や、治療が長期間に及んでいる場合は、何かしらの「原因」があり、それを発見し改善しなければ同じことの繰り返しとなります。

最終的には抜歯の運命が待ち受けているかもしれません。
おかしいなと思ったら、手遅れになる前にご相談ください。

マイクロスコープ視野での「動画」を撮影し、状況を動画にてご説明します。

精密根管治療の流れ

01

検査・説明・治療方針

精密根管治療は歯の根に炎症があるなど、虫歯の再治療が少なくありません。最初に、レントゲン、CTなどで歯と歯の根の状態を検査と診察します。一番重要なポイントは精密根管治療により抜歯を避けられるかどうかです。歯の根が割れていること(歯根破折)がCT検査などで判明すれば、抜歯の必要性が高く、抜歯後にインプラントなどの欠損歯の治療が必要です。

精密根管治療で治癒可能かどうかは検査・診察の段階でほぼ判明しますが、なかには虫歯治療後に装着された被せ物(クラウン、差し歯)を取り外してからはじめて、抜歯が避けられないことがわかる場合もあります。

歯の状態はレントゲン、CTなどで検査が行われる

02

麻酔とラバーダムの装着

精密根管治療を開始する治療方針が固まると治療が開始されます。治療は麻酔後、ラバーダムを装着し唾液の患部への侵入を防止します。また、治療が長時間に及ぶ場合は、睡眠麻酔療法を併用することで、長時間治療の負担を軽減することも可能です。

精密根管治療はラバーダムの装着が必須

03

根管清掃と貼薬(ちょうやく)

精密根管治療はマイクロスコープで患部の視野を拡大し、徹底的な根管内の清掃を行います。また、ニッケルチタンファイルなど機能性の高い器具や薬剤の使用も行われます。

治療後は高い殺菌力のある薬剤を封入して次回の治療に備えます。精密根管治療は2〜3回の通院で終了するのが一般的です。

精密根管治療はマイクロスコープで20〜30倍に拡大して行われる

04

動画による治療説明

治療の状況は撮影され、専用のソフトウェアで判りやすく可視化されます。これにより、患者さんは治療の状況や治療方針の妥当性を改めて確かめることができます。

治療の状況は動画で判りやすく可視化される

05

根管充填(こんかんじゅうてん)

根管内の清掃が完了しきれいな状態になると、根管内に薬剤を封入します。その際、ガッタパーチャーポイント(保険)、もしくはMTA(自費)と呼ばれる素材が使用されます。

06

治療の確認と次のステップの計画

治療が終了したことをレントゲンで改めて確認します。精密根管治療終了後は歯の保護のために被せ物(クラウン、差し歯)を装着します。

治療が終了すると、被せ物の検討を行う

精密根管治療のよくある質問

精密根管治療とはどのようなものですか?
虫歯が大きく深くまで進むと、歯の中の歯髄と呼ばれる部分に収められている神経まで虫歯に侵されます。そうすると歯の中の神経を取る治療が必要になります。これを抜髄といいますが、抜髄で神経を取ると、神経が入っていた根管という管(くだ)が残ります。
この管は歯の根の部分まで続いていますが、虫歯の治療では、神経が取られて空になった管の中に薬を詰めます。これを根管治療あるいは略して根治と言います。精密根管治療も根治の一つですが、近年マイクロスコープ(歯科用顕微鏡)などの進歩により、今までの限界を超えて、治りにくい根管治療で高い成績を上げることが可能になってきました。これを従来の治療法と区別する意味で精密根管治療と呼びます。
根管の再治療はどのような場合に必要になるのでしょうか?
虫歯の治療で神経を取る抜髄をした場合、その後で薬を詰めます。その時、薬が十分に管の先まで行き届かなかったり、口腔内の細菌が混入したりすると、抜髄後しばらくして根が感染症により腫れることがあります。
その場合は詰めていた薬を除去して新しく薬を詰め直すのですが、根管は非常に複雑な形をしていて、感染部を除去するのは大変難しく高度な技術を必要とします。そのため、根治を行っても再び根が腫れることがかなりあります。このため何年にもわたって根治を繰り返しても一向に完治に向かわずに、ついには歯を抜く必要が生じることも多いのです。
精密根管治療の目標は再治療が必要にならないように、再治療の原因となる要因を最小化して抜歯の確率を大幅に減らすことです。
精密根管治療ではなぜ再治療の確率を低くできるのでしょうか?
精密根管治療では従来の根管治療の方法を徹底的に見直して、再び感染によって根が腫れる可能性を非常に小さくしています。具体的には通常の数十倍の拡大が可能なマイクロスコープ、根管に細菌を多量に含んだ唾液を混入させないラバーダムを装着した治療、清潔な使い捨ての道具の使用、そして高度な修練を積んだエキスパートによる治療です。
健康保険を適用して行う一般の根管治療と自費の根管治療では何が違うのでしょうか?
限られた道具と保険点数で行う健康保険での根管治療では、精密根管治療のように専用の高価な器材を揃え、徹底した滅菌、ラバーダムや使い捨て器材の使用、さらに特別な訓練を受けた専門家が行う治療は残念ですが困難です。
また、健康保険の根管治療ではマイクロスコープの利用をあまり行われず、そのために治療が長期におよぶことが少なくありません。治療が長引くと根管が再感染するリスクが増加してしまうため本来であれば望ましくありません。
精密根管治療では一度の治療時間を長時間確保することで短期集中的に治療を終えることができるため再感染のリスクをより小さくすることができます。
精密根管治療は、従来の根治の限界を超えることで、抜歯してインプラントや入れ歯にすることと違う、自然歯を残すという選択肢を提供することができます。
ラバーダムとは何ですか?
唾液の混入を防ぐために覆うゴムをラバーダムといいます。口の中は細菌の巣と言っても良いくらい沢山の雑菌が存在します。そのため唾液が治療箇所に混入するとそれが新たな感染症の原因になります。
ラバーダムを使用することで、様々な口腔内細菌が根管に侵入するのを防ぎ、無菌的な処置を行うことが可能になります。ラバーダムのあるなしは根管治療の感染を防ぐために非常に重要で、ラバーダムを使用しない根管治療は根管治療ではないと言われるほどです。
歯科顕微鏡(マイクロスコープ)を使用することはなぜ効果的なのでしょうか?
根管の形は大変複雑で個人個人で全く違う形態をしています。また、非常に細いものなので肉眼では管を観察すること自体が大変難しいのです。そして、その複雑で細かい根管を完璧に清掃を行わなければ、「痛み」「腫れ」などの原因となり、「根尖病巣」という病気にもなってしまいます。
しかし、歯科顕微鏡(マイクロスコープ)を利用することで、今まで見えなかった部分が見えるようになり、しっかり目で確認しながらの治療が可能になります。精密根管治療はマイクロスコープという新しい技術により初めて可能になったと言えます。ただ、マイクロスコープを使っても、沢山の訓練と経験を積んだ専門家でなくては、複雑な管を見つけ、薬を注入する治療は大変難しいのです。
CT(三次元立体画像)とはなんでしょうか?
通常の健康保険による診療ではレントゲン撮影が中心ですが、CTでは二次元ではなく三次元かつより鮮明なレントゲン撮影を行うことができます。そのため通常のレントゲンでは見えない部分も多角的かつより精密に可視化することができ、より一層精密な診査・診断、そして治療が可能になります。
ニッケルチタンファイルとはどのようなものですか?
根管治療では、虫歯に侵された神経を除去するために「ファイル」と呼ばれる細長い器具を使用します。このファイルは大きく分けて二種類あり、ひとつが「ステンレスファイル」、もうひとつが「ニッケルチタンファイル(NiTiファイル)」というものです。
多くの歯科医院ではステンレスファイルのみを使用していますが、ニッケルチタンファイルは十分な柔軟性を持ち、器具の破折のリスクが低く、複雑な形態な根管により適合して神経を除去できます。これにより、安全かつ綺麗に歯を残すための精密根管治療が可能となります。
根管長測定器とはなんですか?
根管治療をする際、根管内の構造を正確に知る必要があります。当院ではデジタルレントゲン・CTやマイクロスコープの他に、根管長測定器というものを利用しています。当院で利用している根管長測定器は、根尖(根の先っぽ)までの距離が非常に正確に計測することができます。
精密根管治療の特長をまとめてお話しいただけますか?
根管治療は下の2つに大別されます。
  • ① 初めての根管治療(多くは抜髄)
  • ② 再根管治療(過去の治療のやり直し)
① は、無菌的処置をきちんとして治療すればほとんど問題はなく、一般の歯科医でも高い成功確率があります。
② は難治化している事が多く通常通りやっても治らないことも多く成功率が低いため、アメリカなどでは歯内療法専門医に紹介することが普通となっています。マイクロスコープ下で治療を行えば、安全に古い修復物が除去できたり、不必要な歯の削除を防ぐ事ができます。その結果、長期的には歯根破折を予防できると期待できます。精密根管治療は今までなら抜歯しかありえなかったような難しい根管治療に歯を保存する道を開く新しい歯科治療です。そのためには設備、技術、治療法すべてが新しいものが必要になります。精密根管治療を検討される患者さんにはご理解いただけるまでしっかりご説明していきたいと考えております。

精密根管治療伴うリスクについて

精密根管治療はマイクロスコープ、CT、ニッケルチタンファイル、ラバーダム、MTAセメントなどの機材、薬剤を駆使することにより、高度な無菌状態で進行した虫歯、根尖性歯周炎に侵された歯の保存確率を高める治療です。

精密根管治療は事前に慎重な診査、診断を行うことで、治療が高い成功確率を持つと予測される場合に実施します。十分な成功確率がないと判断される場合は、原則として治療は開始されません。

しかし、治療開始後もCTなどでも事前に発見できなかった破折が確認されることで治療を中断する場合があります。また、治療終了後、期間を経て根尖性歯周炎が再発し、抜歯に至ることが、稀に発生します。

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