日本顕微鏡歯科学会「認定指導医」在籍
「最短2~3回」で終了する
マイクロスコープ根管治療
他院で抜歯と
宣告されてしまった方
まだ、諦めないでください。
- 上位機種のマイクロスコープ活用
- ラバーダムの使用
- CTによる精密分析
※セカンドオピニオンにも対応※
根管治療した症例。
再発リスクはゼロではない。
根管治療した症例。
再発リスクはゼロではない。
根管治療した症例。
再発リスクはゼロではない。
「最短2~3回」で終了する
マイクロスコープ根管治療
他院で抜歯と
宣告されてしまった方
まだ、諦めないでください。
※セカンドオピニオンにも対応※
根管治療した症例。
再発リスクはゼロではない。
根管治療した症例。
再発リスクはゼロではない。
根管治療した症例。
再発リスクはゼロではない。
根管治療は、歯の根の治療になるため、非常に繊細を極めます。
そのため、マイクロスコープという顕微鏡を利用した治療を当院では行っています。
マイクロスコープを利用している医院は徐々に増えてきましたが、まだ少数です。
なぜならば、機器が高額ということもありますが、誰でもすぐに使えるようになるものではなく、一定の経験が必要になるためです。
そして、マイクロスコープの扱いに長けたドクターに与えられる資格として、「日本顕微鏡歯科学会」が行っている認定資格があります。当院では、最上位資格である「認定指導医」を保有したドクターが在籍しています。
すべての治療を担当するわけではありませんが、難症例の場合は、そのドクターが治療を担当いたします。
当院で行っている治療を説明する前に、ある興味深いデータをご紹介します。
「根管治療」の精度と、治療後に装着する「被せ物」の精度による成功率の違いです。
根管治療の精度 | 被せ物 | 成功率 | |
---|---|---|---|
パターン① | ◎ | 自費 | 91.4% |
パターン② | 〇 | 自費 | 67.6% |
パターン③ | ◎ | 保険 | 44.1% |
パターン④ | △ | 保険 | 18.1% |
端的にお伝えすると、「精度の高い根管治療」と「精度の高い自費の被せ物」を選択することで、根管治療の成功率は90%を超えるということです。また、同じ状態であっても「精度の低い根管治療」と「保険診療の被せ物」を選択すると成功率は20%を下回ります。
つまり、患者さんがどの治療法を選択するか、もしくは、その医院がどのような治療を行うかで成功率、つまり、歯を残せるか否かが変わるということです。
このページを見ている方は、他院で治療を行ったが、良くならない方。もしくは、何カ月も治療しているが一向に良くならない方。抜歯を宣告された方かと思います。
つまり、なんとかして「歯を残したい」という方だと思います。
そのような方のために、当院では「精度の高い根管治療」と「精度の高い被せ物」を利用した治療を行っています。
では、当院で行う具体的な治療内容をご紹介します。
テーマは「精密」「見える化」「無菌」です。
「精密」「見える化」「無菌」に関して、それぞれご紹介します。
先ほどもお伝えしましたが、根管治療は繊細を極めます。
従来は「肉眼」で行っていましたが、それでは不十分で再発の可能性が高まります。
当院では肉眼の何十倍も視野を拡大してくれる「マイクロスコープ」を利用しています。
そしてマイクロスコープの中にもランクがあり、世界的にドクターから信頼されている「カールツァイス社製」のマイクロスコープを導入しています。
下の画像をご覧ください。
同じ部位を肉眼とマイクロスコープで見た際の視野になります。
どちらの方が精度の高い治療ができるかは一目瞭然ですね。
マイクロスコープを利用することで、従来と比較し下記の違いが生まれます。
マイクロスコープでも肉眼と比較し「見える化」できますので、それだけでも十分の場合がありますが、ケースによっては根管内が非常に入り組んでおり、マイクロスコープでもしっかり確認できない場合があります。
その場合はCTによる三次元撮影を行います。
歯科治療で一般的に利用されているのは「二次元」のパノラマレントゲンです。
それよりも「見える化」してくれるのが三次元で撮影できるCTです。
下の画像をご覧ください。
この画像は同じ部位をCT(左)とデンタルレントゲン(右)で撮影したものになります。
右の画像には丸を付けた部分に黒い影がないと思います。
実は、黒い影になっている部分は問題が生じている部分で、この部分を治療しなければ改善は見込めません。
このように、一般的に利用されている二次元の撮影ではなく、三次元の撮影をすることで、これまで見落とされてきた部位にもアプローチが可能になっています。
根管治療の成功率を下げる大きな理由の1つは「細菌の再感染」です。
それを防ぐ取り組みをご紹介します。
唾液には無数の細菌が含まれています。
治療中、唾液が根管内に入ってしまう事で、再感染の原因となります。
それを防ぐために使用するのが「ラバーダム」です。
欧米では、このラバーダムを装着せずに治療をすると医師免許を取り上げられる規則がありますが、日本ではそのようなルールがないため、ラバーダムを使用している歯科医院は100軒に1軒ほどしかないのが実情です。
当院で行う根管治療では「必ず」ラバーダムを使用します。
根管治療ではMTAセメントというもの利用することがあります。
殺菌効果がある他、歯を再石灰化させる再生効果もあるため、他院で抜歯と言われてしまうケースでもMTAセメントを利用することで抜歯を回避できる事があります。
当院では根管治療のセカンドオピニオンを行っています。
下記に方にお勧めしています。
特に、これまでマイクロスコープを利用せずに治療を行っていた場合は、行う価値があると思っています。
理由は簡単です。
肉眼では問題が発見できない場合でも、マイクロスコープを利用することで問題が明らかになることが多くあるためです。
再発を繰り返している場合や、治療が長期間に及んでいる場合は、何かしらの「原因」があり、それを発見し改善しなければ同じことの繰り返しとなります。
最終的には抜歯の運命が待ち受けているかもしれません。
おかしいなと思ったら、手遅れになる前にご相談ください。
マイクロスコープ視野での「動画」を撮影し、状況を動画にてご説明します。
検査・説明・治療方針
精密根管治療は歯の根に炎症があるなど、虫歯の再治療が少なくありません。最初に、レントゲン、CTなどで歯と歯の根の状態を検査と診察します。一番重要なポイントは精密根管治療により抜歯を避けられるかどうかです。歯の根が割れていること(歯根破折)がCT検査などで判明すれば、抜歯の必要性が高く、抜歯後にインプラントなどの欠損歯の治療が必要です。
精密根管治療で治癒可能かどうかは検査・診察の段階でほぼ判明しますが、なかには虫歯治療後に装着された被せ物(クラウン、差し歯)を取り外してからはじめて、抜歯が避けられないことがわかる場合もあります。
歯の状態はレントゲン、CTなどで検査が行われる
麻酔とラバーダムの装着
精密根管治療を開始する治療方針が固まると治療が開始されます。治療は麻酔後、ラバーダムを装着し唾液の患部への侵入を防止します。また、治療が長時間に及ぶ場合は、睡眠麻酔療法を併用することで、長時間治療の負担を軽減することも可能です。
精密根管治療はラバーダムの装着が必須
根管清掃と貼薬(ちょうやく)
精密根管治療はマイクロスコープで患部の視野を拡大し、徹底的な根管内の清掃を行います。また、ニッケルチタンファイルなど機能性の高い器具や薬剤の使用も行われます。
治療後は高い殺菌力のある薬剤を封入して次回の治療に備えます。精密根管治療は2〜3回の通院で終了するのが一般的です。
精密根管治療はマイクロスコープで20〜30倍に拡大して行われる
動画による治療説明
治療の状況は撮影され、専用のソフトウェアで判りやすく可視化されます。これにより、患者さんは治療の状況や治療方針の妥当性を改めて確かめることができます。
治療の状況は動画で判りやすく可視化される
根管充填(こんかんじゅうてん)
根管内の清掃が完了しきれいな状態になると、根管内に薬剤を封入します。その際、ガッタパーチャーポイント(保険)、もしくはMTA(自費)と呼ばれる素材が使用されます。
治療の確認と次のステップの計画
治療が終了したことをレントゲンで改めて確認します。精密根管治療終了後は歯の保護のために被せ物(クラウン、差し歯)を装着します。
治療が終了すると、被せ物の検討を行う
精密根管治療はマイクロスコープ、CT、ニッケルチタンファイル、ラバーダム、MTAセメントなどの機材、薬剤を駆使することにより、高度な無菌状態で進行した虫歯、根尖性歯周炎に侵された歯の保存確率を高める治療です。
精密根管治療は事前に慎重な診査、診断を行うことで、治療が高い成功確率を持つと予測される場合に実施します。十分な成功確率がないと判断される場合は、原則として治療は開始されません。
しかし、治療開始後もCTなどでも事前に発見できなかった破折が確認されることで治療を中断する場合があります。また、治療終了後、期間を経て根尖性歯周炎が再発し、抜歯に至ることが、稀に発生します。
当院では、患者さんが抱えていらっしゃるお口のお悩みや疑問・不安などにお応えする機会を設けております。どんなことでも構いませんので、私たちにお話ししていただけたらと思います。
ご興味がある方は下記からお問い合わせください。