奥歯部分のインプラント症例
2023年06月27日
20代女性の症例です。インプラントは歯を失った時、もっとも天然歯に近い自然な咀嚼力を回復する方法ですが、インプラントの他にはブリッジといって抜けた歯の両貝から橋のように歯を渡して抜歯部分を回復する治療法があります。
しかし、この症例のように奥歯を失うとブリッジは作れません。また、ブリッジは両側の歯をある程度削る必要もあります。ブリッジには健康保険が適用されるメタル素材もありますが、2次虫歯のリスクは高まります。
インプラントとブリッジ以外で欠損歯を補う方法に入れ歯があります。入れ歯は咀嚼力や違和感の点でインプラントより大きく劣ります。入れ歯は健康保険が適用できるものもありますが、永い口腔内の健康寿命を考えるとインプラントの優れていることは見逃せません。
費用:インプラント 60万円/1歯
リスク:・インプラント後定期的に保守を行わないとインプラント周囲炎になる可能性があります。
・土台となる骨の密度や強度が不十分な場合、インプラント体が固定されない、あるいは脱落する可能性があります。
・チタンに対しアレルギーを持つ場合、アレルギー反応が引き起こされる可能性があります。
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