隣接面を含んだセラミックインレーの症例
2023年06月30日
インレーは一般には「詰め物」と呼ばれることが多く、虫歯の治療で失った歯質が少ない場合、文字通り歯質の代わりになる物を詰めます。失った歯質がわずかであればインレーではなく型取をしない直接法よ言われる手段で、レジンというプラスチック系の素材を用いますが、症例のように隣接面も含め失った歯質の量がある程度大きくなるとレジンでは強度の点で問題がでるので、型取をしてセラミックのような硬い素材でインレー(歯質の量がもっと多いとクラウン)で治療します。
e.maxはセラミック素材の中でも特に美しいとされており、症例写真でお分かりの通り、治療後はほとんど天然歯と区別できません。なお、治療部分の背景に青く見えるのはラバ―ダムというゴムの被膜で、この被膜で厳重に歯を覆うことで唾液の幹部への侵入を防ぎ、二次虫歯のリスクを大きく減らすことができます。
費用: 77,000円/1歯
リスク:・噛み合わせの力が強いことなどが原因で破折する場合があります。
・二次虫歯の発生することがあります。
こちらもご参照: 中野の歯医者_マナミ歯科クリニック