開咬のインビザラインにる治療症例
2023年06月2日
開咬とは、前歯がきちんと重なり合わない状態を指します。これは、後ろの奥歯は問題なく噛み合っているのに、前の部分ではそうなっていない状態です。開咬の原因は色々とあり、遺伝的な問題が関係していることもありますし、子供の頃に何か問題があったことも関連しています。たとえば、子供が指をしゃぶる癖があると出っ歯になりやすく、また、舌で前歯と前歯の間を何度も触ったり押し続ける癖があると、それが開咬の原因となることがあります。
開咬をそのままにしておくと、見た目が悪くなるだけでなく、奥歯に大きなストレスがかかるため、結果として歯が多く失われる可能性が高くなります。これは、歯の損失は主に虫歯や歯周病が原因であるため、そのリスクを減らすことが難しいという意味です。実際、80歳で20本以上の歯を残すという目標を掲げた8020運動の成功者の中には、開咬の人はほとんどいないと言われています。インビザラインによるマウスピース矯正では、奥歯を下に移動させることで、開咬を効果的に治療することが可能です。
治療リスク:開咬の原因が環境要因からくることがほとんどなので、舌癖などによる後戻りです。リテーナーの装着と舌の位置の矯正が必要となります。具体的にはリテーナーを装着すると舌の位置が口蓋の裏に自然にくるような構造にして、舌で前歯を押さないようにするないようにするため、リテーナーを作成してお渡しします。
治療期間:14か月(通常10-24か月)
費用:100万円
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