失活歯を白くするウォーキングブリーチの症例
2023年07月4日
ホワイトニングは歯の表面に過酸化水素、過酸化尿素といった酸化還元剤を塗布し、その漂白効果で歯を白くします。しかし、打撲その他で歯の神経が死んだ失活歯と呼ばれる歯は時間経過とともに内部が黒ずんでくることがあります。
このような場合、表面から行うホワイトニングでは十分に効果を得られないことが多くなります。そのため、ラミネートべニアというセラミックの薄片を貼り付ける方法があります。ウォーキングブリーチは歯の裏側に小さな穴をあけ、そこから漂白剤を注入して、歯の内部からホワイトニングを行う方法です。
ウォーキングブリーチは、歯に穴をあけることで歯が弱くなり破折のリスクがありますが、最近は治療技術の進歩でリスクは大幅に小さくなり、失活歯のホワイトニングとして広く活用されています。
費用:22,000円/1歯
リスク:歯の破折の可能性があります
十分なホワイトニングの効果が得られない場合があります。
リスク:・ウォーキングブリーチを施した歯は破折する場合があります。
・ホワイトニングの効果が十分得られない場合があります。
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