ダイレクトボンディングによる虫歯治療症例
2023年06月22日
ダイレクトボンディングとは、その名の通り型取を行って間接的にインレー(詰め物)を作るのではなく、直接レジンと呼ばれる合成素材を埋め込む方法です。従来はレジンは強度や審美性で劣るため、小さな患部にしか使用されてきませんでしたが、素材の進歩により、非常に美しく、また強度的にもかなりの範囲で満足が得られるようになってきました。
この症例では仕上がりは、ほとんど天然歯と変わりません。このレベルの精度で治療を行うためにはマイクロスコープという歯科顕微鏡が必要となります。また、背景の青色はラバ―ダムと呼ばれるゴムの被膜で、これで歯を覆うことで唾液の侵入を防ぎ、虫歯の再発リスクを小さくすることが可能です。
費用:44,000円(1歯あたり)
リスク:・噛み合わせの力が強いことなどが原因で破折する場合があります。
・二次虫歯の発生することがあります。
こちらもご参照: 中野の歯医者_マナミ歯科クリニック