当院では「痛みへの配慮」「恐怖心への配慮」を徹底しています。
歯科恐怖症の方や、痛みが苦手な方にお勧めしているのが「睡眠麻酔治療」です。
これは、鎮静薬を点滴を通して注入する方法で、数分後にはほぼ睡眠状態になる手法です。
そのため、痛みや治療時の振動もほぼ感じませんし、目が覚めた時には治療が終了しています。
全身麻酔と異なり、身体への負担も少なく、治療後、少し休んでいただければそのままお帰りいただくことができます。
また、睡眠麻酔療法は「麻酔専門医」監督のもと実施しますので、ご安心ください。
痛みや、歯科治療に対する恐怖心は、恥ずかしいことではありません。
人間の基本的な反応です。
これまで恐怖心があり、歯科治療ができなかった方、遠慮なくお伝えください。
歯医者が苦手な方、そしてお仕事や子育てで忙しい方にとっては「できるだけ短期間で治療を終えたい」はずです。
その要望にお応えするため「短期集中治療」を当院では行っています。
具体的には「1回の治療時間を長くとること」+「精密機器のフル活用」で達成させます。それぞれ簡単にご紹介します。
通常1回の治療で1つの工程を進めていくのですが、1回の治療で3つの工程を一気に進められる場合もあります。
一気に進められる工程がある場合は、1回の治療時間を長めにとることで、短期治療を実現させます。
短期治療を達成させるためには「人の技術力」だけでは足りません。「機器の力」も必要となります。
当院には治療精度を高めつつ、短期治療に貢献する機器が揃っていますので、それをフル活用していきます。
医療は常に進歩しています。
もはや、人の知識・経験・技術力だけでは、高度な医療を提供できなくなっています。
人の技術力等を軽視しているわけではありません。
人の能力を超える様々な機器・技術が生み出されていますので、それを上手に利用することで、人の限界を超えた治療が可能になっていることを皆さんに知っていただきたいのです。
当院が導入している機器の一部をご紹介します。
歯科治療で一般的に利用されているのは「二次元」のパノラマレントゲンです。
それよりもより精度が高いのが三次元で撮影するCTです。
下の画像をご覧ください。
この画像は同じ部位をCT(左)とデンタルレントゲン(右)で撮影したものになります。
右の画像には丸を付けた部分に黒い影がないと思います。
実は、黒い影になっている部分は問題が生じている部分で、この部分を治療しなければ改善は見込めません。
このように、一般的に利用されている二次元の撮影ではなく、三次元の撮影をすることで、これまで見落とされてきた部位にもアプローチが可能になっています。
つい最近までは「肉眼」での治療が主流でした。
肉眼で識別できるのは0.2mmが限界といわれています。
しかし、歯科治療ではもっと小さい数10μmを識別しなければ精度の高い治療はできないと言われています。
つまり、肉眼での治療は限界があるという事。
そこで当院では肉眼の何十倍も視野を拡大してくれる「マイクロスコープ」を利用しています。
そしてマイクロスコープの中にもランクがあり、世界的のドクターから信頼されている「カールツァイス社製」のマイクロスコープを導入しています。
下の画像をご覧ください。
同じ部位を肉眼とマイクロスコープで見た際の視野になります。
どちらの方が精度の高い治療ができるかは一目瞭然ですね。
マイクロスコープを利用することで、従来と比較し下記の違いが生まれます。
✓ 治療回数の短縮
✓ 成功率の向上
✓ 抜歯リスクの低減
✓ 再発率の低減
レーザーは様々な効用を持ちますが、当院では主に「殺菌」「ホワイトニング」で利用しています。
歯型を採るためにこれまでは「印象材」を利用していました。
粘土のようなものをお口の中に入れ歯型を採ります。
結構大きなものがお口の中に入ることで違和感や、顎の疲れ、嘔吐反射が出ることがありました。
当院では、患者さんの負担を減らすため、そして、精度の高い歯型のデータを取るため、お口の中をスキャンニングする機器を導入しています。
データとしてお口の状態をスキャンニングできますので、様々な角度から分析でき、かつ、治療のシミュレーションもできる優れものです。
セレックシステムは「白い詰め物・被せ物」を製作する際に利用します。
これまで2~3週間かけて製作していた被せ物が、1日(約2時間)で製作できるようになりました。
製作工程も減るため、その分、提供価格を抑えることができています。
なかなか時間が取れず、短時間で白い歯を手に入れたい方に好評です。
何事も突き詰めると、シンプルな形になります。
これは歯科治療も同様です。
当院の基本方針は「必要十分な治療をすること」。
つまり、無駄な治療はしないということです。
患者さんが望んでいることは、「できるだけ早く」、そして「できるだけ経済的」に、「見た目を綺麗に」「しっかり噛めるようになること」「コンプレックスから解放されること」などです。
もちろん、すべてを達成させることは難しいこともありますが、患者さんの意向はこれであると、しっかり理解した上で治療に臨まなければなりません。
歯科医師の中には、必要のない治療や、あえて難しい治療に挑戦しようとする人もいます。そのような治療をしてしまうと、治療期間が大幅に伸びるだけでなく、患者さんへの経済的負担も増加し、治療後の痛みや腫れも大きなものになります。
患者さんは、ドクターの自己満足を満たすために存在するのではありません。
もう一度お伝えしますが、物事を突き詰めると最終的には「シンプル」なものになります。
しかし、経験の浅い人が最初からシンプルに行き着くことはできません。
すべてを知っているからこそ、無駄を排除でき、必要十分を抽出できると私たちは考えています。
当院では、患者さんが抱えていらっしゃるお口のお悩みや疑問・不安などにお応えする機会を設けております。どんなことでも構いませんので、私たちにお話ししていただけたらと思います。
ご興味がある方は下記からお問い合わせください。